Yotsubakai社会福祉法人四ツ葉会 高齢者福祉部門 新卒リクルートサイト 2017

お問い合わせ

腰痛対策への取り組み

こんにちは、特養「元気の家」介護主任の佐々木です。 さて、「ケア(介護)をすると腰痛になるんじゃないか」と不安な方はいませんか?あなたがこのページを読んでいるということは、少なからず腰痛の心配があるのではないでしょうか。
僕が言えるのは「正しいケアと適度な自己管理によって、腰痛は完全に防ぐことができる」 ということです。
新人研修で「トランスファー(移乗介助)」を指導する施設は多いと思いますが、特養「元気の家」では、腰痛にならないという点に着目した移乗介助法も伝授しています。
他にも独自の工夫により、腰痛になりにくい環境が整っています。
このページでは全国から訪れる見学者も驚く、特養「元気の家」の工夫の数々をご紹介します
Let's check it together!

Device 1 設計の工夫

まずはトイレの工夫から。
トイレの設置位置や手すりの位置の工夫、既製品をさらに加工するなどの独自の工夫、さらには個々の利用者様に合った車いすの使用することにより、入居者様自身が利用しやすいトイレになっており、入居者様の排泄の自立の可能性がぐっと高まります。

車いす

トイレの移乗を簡単なものにするためには車いすの工夫が必要不可欠です。元気の家をはじめとする高齢者福祉部門のの車いすはひじ掛けや足置きが調整できたり外せたりするのでとっても機能的です。

トイレへの移乗

トイレへの移乗時は、介助者は後ろから手を添えるだけでOKなんです。環境と技術が整えば、本当に楽にできてびっくりです。

ここのトイレの手すりはあえて斜めに設置してあります。これによって利用者様の体型に応じて2段階で使用することができて便利です。

トイレで排便している方

オムツ交換が続くと腰痛になりやすいということですが、
特養「元気の家」では「オムツ外し」の取り組みが進められているので、オムツ交換自体がグッと少ないんです。

平成28年9月現在、排便のためにオムツ交換が必要な利用者様は80人中10名です。
1年以内には3名になる見込みです。

続いてはお風呂の工夫です。元気の家ではリハビリもかねて、機械浴ではなくあえて普通の浴槽を使用しています(機械浴の設備もあります)。この浴槽にも様々な工夫が施されているので、要介護度が高い方でも安全かつ自力で利用できるようになっています。利用者様が自力で動いてくださる工夫が、スタッフにとっては何よりの腰痛対策ですからね。

段差

腰痛対策として最もアピールしたいのはこの段差です。これがあることにより、入居者を後方から支える際に、スタッフの前かがみの角度が大幅に改善されています。負担が全然違うんですから。
こんな工夫をしている施設は全国でも元気の家だけだと思います。

この段差の効果についてはやっぱり直接現場でお伝えしたいですね。見学に来られた際にしっかり説明させていただきます。

洗い場の赤い手すりは利用者様の体型に合わせて、位置を2段階で変えることができるんです。

これら、トイレやお風呂の設計の工夫をお話したら、介護福祉系の学校を卒業した方も驚いてもらえていますよ。ほとんど力を使わずに移乗ができる工夫ばかりですから。

Device 2 腰痛予防グッズ

DVD

そもそも腰痛になりにくい仕事というのは意外とないですから、社会人である以上、ある程度の自己管理は必須です。元気の家では「腰痛体操」を推奨しています。新人研修でも行いますし、DVDもお渡しするので、家に帰ってからも行ってください!
(ちなみにDVDの主演男優は入社1年目の僕です!)

エアシューズ

館内履きのシューズは施設から制服と共に無料支給されるのですが、なんとエアー内蔵なんです。館内を歩くわずかな衝撃すらも腰痛の原因と考えてくれているようです。(実は、施設長自身がかつて介護の仕事で何度も腰痛を体験しているので、細かいことにもすごく敏感なんですよ(笑)。)

また、希望者にはコルセットを貸し出します。コルセットは体を支える筋肉や背筋の働きを助けてくれ、腰痛予防に効果的です。特に仕事が不慣れで不安がある内は、これを着けておくだけでも安心感があるかもしれませんね。使用時には理学療法士が専門的にアドバイスします。

Device 3 心理的ストレスの軽減

心の状態と腰の痛みには密接な関係があると言われています。
スタッフアンケートの結果からもおわかりのとおり、元気の家の人間関係はめっちゃいいです!
(これについてはスタッフアンケートQ3Q4をご覧ください!)
人間関係の良い職場は腰痛にもなりにくいということですね。すばらしいっ!

Device 4 早期発見・早期解決

このような対策をしていても、もしかしたら腰に違和感を覚える時がくるかもしれません。その時は真っ先に僕に相談してください。早期解決に向けて一緒に考えていきます。例えば、知らず知らずのうちに腰に負担がかかる動きをしていれば改善方法をアドバイスしますし、効率の悪い業務が発覚すれば業務改善を進めていきますよ。

いかがでしょうか。まず元気の家は腰痛になりにくい職場環境の工夫があるということ、もし腰痛が起きてしまっても、
早期発見・早期解決のプロセスがしっかりあるということがおわかりいただけたと思います。

声を大にして言いたい!

正しい介助方法を続け、腰痛体操を続け、
早期に相談してもらえれば、
決して腰痛にはならないっ!

このページを読んでいただいて、
あなたの腰痛への不安が払しょくされれば幸いです。