児童発達支援れっつの取り組み

『れっつ』での取り組み

“れっつ”では、年齢や生活段階(ライフステージ)に応じた、お子様ひとりひとりの将来像をご家族と共にイメージし、環境設定を丁寧に行いながら個別的な療育を提供いたします。
そして、個別・集団の活動を通し、得意なことやできることを丁寧に広げていき、小さなことでも「自分でできた」という達成感や自信に繋げながら、生活スキルや対人スキル、意思表示の方法等を身につけていくことを目指しています。
(※ご家族や保育園・幼稚園の先生方、関係機関と連携しながら進めています)

児童発達支援れっつ外観

『児童発達支援れっつ』 1日の流れ

10:00 朝の会
(スケジュール、体調の確認)
10:15〜 個別活動
一人ずつ順番に行います
自由遊び
11:30〜(12:00〜) 昼食・はみがき※2グループ(5人ずつ)にわかれてお弁当を食べます。
13:00〜 グループ活動
13:45〜 終わりの会

主な療育プログラム

朝の会

月日や曜日、天気を確認後、一人ひとりの名前を呼びます。
 目的の理解や注意・注目の特性、衝動的な行動から、会に参加したり着席することが 難しい方についても、個別に目標を立て、お子様にあった形での支援を進めていきますので、段階的に参加できるようになっています。

個別療育
(所要時間 約15分〜30分)

ご本人の理解の仕方についてアセスメントを行います。どんな情報が本人にわかりやすく、気付きやすいのかを整理します。
一人ひとりのお子様の発達の水準や認知の特徴によって個別のプログラムをたてて、実施致します。(※基本的には1対1で学習を行います。)
その中に喜んで学習への動機づけが高まる課題、一定努力を必要とする課題、そして達成感が実感できる課題を設定しています。
個別課題の例としては、

  1. 手指の分化 (握る、つまむ、破く)
  2. 目と手の協応(ペグさし、紐通し、型はめ、重ねる、ボタン、ホックの操作)
  3. 描くことの基礎(線や形をなぞる、円を描く、色を塗る、点線をなぞる、点から点に線を引く)
  4. ハサミの使用や折り紙、マッチングによる構成、弁別、分類、マッチング、描画、製作、絵の完成【パズル】、色形の抽出、同じの理解

等があります。

(個別活動スペース)
1対1エリア
【1対1エリア】
先生と1対1で勉強する場所です。
自立エリア
【自立エリア】
一人で課題に取り組む場所です。
例えばこんな課題を行っています。
ビーズ入れ
【ビーズ入れ】
ハート型のビーズを瓶の中に入れます。
マッチング課題
【マッチング課題】
フォーク、箸、スプーンをケースに正しく入れます。
トランプの色分け
【トランプの色分け】
トランプを赤色と黒色に分類します。
紐通し
【紐通し】
木製のロバに空いた穴に紐を通します。
*これらの方法は一例ですので、すべての子どもに当てはまるものではありません。

※活動内容については、お子様の発達段階や状態によって変わりますが、ご本人が興味をもって取り組めたり、達成感を得る事ができるような課題を設定しています。
苦手な事については、細分化しながら進めていくことで、ご本人の達成感や自信に繋げていきます。

※理学療法士や作業療法士などの、リハビリセラピストによる、アセスメントを通して、医学的見地からもお子様の状態を正確に把握し、より効果的な療育プログラムの立案と、スタッフの専門性を高める取り組みを行なっています。

自由活動(遊びの時間)
プレイ・エリア・・・遊び、自由時間、休息のための場所

ワーク・エリアと明確に区別できるような物理的構造を持たせて、休息や遊びだけの目的のために設置しています。

変化や発展性のない、常同的で非創造的な活動に、長時間に渡って終始しがちとなる方も多いため、子供の個性や機能レベル に合わせて、しっかりした指導的援助を実施。

れっつでは 自由活動の時間を長めに設定し、“遊び”という活動を通して、お子様一人ひとりに必要な事柄を習得できるようにしています。
(意思伝達の方法や具体的な仕方、言葉、自己選択、自己決定、片づける習慣、おもちゃの貸し借り、遊びの誘い方、共感、切り替え、終わり方・・・  等)

毎日外遊びをも実施しています。(雨天時以外)体を思いっきり動かすことで筋力や体幹を鍛えます。またそのことにより、リラクゼーション効果や生活(睡眠や排便)リズムが整うという効果もあります。

遊具 遊具 遊具

昼食(お弁当)

お弁当場所や人等の環境の変化、味覚の過敏性、転動的・衝動的な行動等の難しさに対し、食べる順番やメンバー、机や椅子の配置や座る場所等の調整を行います。

歯磨き

歯ブラシ食後に歯を磨く習慣や、適切な磨き方を身につけられるよう、昼食後は歯磨きを行います。
歯磨きが苦手な方については、嗽から始める等、スモールステップで進めていきます。般化(一つの場面や状況で学んだ事を他の状況の中でも活用すること)を意識しながら進めていきます。

グループ活動(集団療育)

子供の集団に焦点をあてて集団の持つ効果を発揮させ、それを利用することによって一人一人の子どもの意欲や自発性を高めながら、個別学習では得られない幅広い対人認知や自我形成、適応行動の獲得を狙いとしています。
活動を通して、“小集団での行動に慣れ楽しむ”“動作模倣”“ソーシャルスキルの習得“等を積み重ねていきます。
支援者全員が一貫性のある支援が実施できる様、実施については、活動内容、目的(全体・個別)、配慮事項、を立案のもと進めています。
具体的な活動内容としては、
レクレーションや工作、音楽活動、粘土、紙芝居、トランポリン、魚釣り、絵画、季節行事等を行っています。

“順番を待つ”、“道具を共有(貸し借り)する”、“ルールを守る”等、一人一人の活動に参加する上での目標や支援内容を事前に立案した上で実施します。
“個別では活動できても他の人と一緒に活動することが苦手だったり、興味のない活動には参加しづらい方についても、個別に合った方法で進めていくことで、自信に繋がったり、少しずつ積極的に活動に参加できるようになっています。

スケジュール

「いつ」「どこで」「何を」の情報を伝えます。
(→どんな活動や課題があって、どんな順序になっているか?等、見通しや変更を伝えます)
口頭指示だけでは理解しづらい方については、視覚的な合図を使用します。
提示の仕方やタイミング、提示方法は、個々の理解に合わせた形で行います。
また提示の量を調整したり、設置場所も工夫します。